スーパーロボット大戦30 DLCまでプレイ済みネタバレあり感想
多元世紀元令和3年 僕らの大好きだったゲームは崩壊した…
ほぼ文句です
こっから下は全部ネタバレな
参戦作品紹介(抜粋)
機動戦士ガンダム
ガンダムは戦闘デモは頑張ってるけど性能が酷く
昔のようにテコ入れすればν以上なんてことにもならない倉庫番
ズゴックは当然UC版の色を変えただけの手抜きだ
Zガンダム
例年同様、弱くもないけど強くもないZガンダムと
修理・補給を付与するパーツがいっぱい手に入るので存在が虚無に近いメタス
注目すべきはクワトロ、ライターの名倉氏はシャアの取り扱いは抜群にうまい
エンディングでのアムロとのやり取りはだいぶエモい
逆襲のシャア
必要なことは上に書きました。
Vガンダム
原作の主要なエピソードを網羅しつつ
残酷な描写は極限までマイルドに修正されている優遇作品の一つ
クロスオーバーも結構する
オリファーさんがやらかさないせいでV2ガンダムは2機手に入り、
2機目はヨナが乗り換えるまでのつなぎやバナージの乗機として活躍する
会話シーンでのシュラク隊がいちいち全員集まってくるのがウザいのが欠点
エルガイム
最高の戦闘デモとしっかりとした原作再現を兼ね備えた優遇作品の一つ
ポセイダル13人衆は大半が登場する上オリビーとネイの救済もあり
Mk-IIに乗り換えたとき圧倒的な性能の向上に誰もが驚くはず
ガオガイガー
甲児竜馬アムロの幼馴染設定が老人にウケたのと同じ原理で
護と戒道が大人になっているのはニルファ世代の僕にはちょっとウケました
ファイナルガオガイガーがちょっと引くぐらい強い
コードギアス
キャラクター事典がいろんな出典元から継ぎ接ぎコピペしてんのか?
ってくらいガタガタでびびる
ゲッターロボ
最初から真ゲッタードラゴンで登場し真ゲッターロボは登場しない。イジメか?
そのせいで隼人・弁慶は完全サブパイロット化している。イジメか?
ストーリーはスパロボTとも違う完全オリジナル展開で
渓の年齢など強引な展開が目立つ上に早乙女コーウェンスティンガー不在で
インベーダーは中盤を過ぎると存在を忘れ去られる。イジメか?
マジンガーINFINITY
グレートマジンガーとイチナナ式が強化された以外スパロボTの使い回し。
マジンカイザーINFINITISM
超かっこいいけどファイナルガオガイガーを中心としたインフレのせいで
ぼくらがマジンカイザーに求める圧倒的な強さは鳴りを潜めてしまった
Zが持つ超光子力ロケットパンチの火力がカイザーより上&甲児専用なので
カイザーはシローの乗機にするプレイヤーも多い
レイアース
機体が前作より多少強化はされたが光るものは皆無(光だけにw)
ストーリー的には原作ゲストキャラのエピソードが追加された以外は前作と変化なし
「いるだけ参戦」は昔から賛否ありつつも現代まで続いてきたが
レイアースは「原作再現するだけ参戦」とでも呼べばいいか?
ガン×ソード
レイアース同様、Tと殆ど変わってないけど
こっちは目立つクロスオーバーがあるのでまだマシかな
マジェスティックプリンス
戦闘デモにめちゃくちゃ力が入っている優遇作品
レッドファイブ単体ではそんなに強くないのと
6人全員出そうとすると出撃枠の1/3~1/2を埋めてしまうのが惜しい
ナイツ&マジック
原作再現を捨ててなろう系故の圧倒的性能に特化した優遇作品
反発を生みそうな待遇をあえて実行するのは勇気がある
SSSS.GRIDMAN
原作未見だったけど女の子がかわいい。ちゅっちゅしたい
漫画版はジャンプラで無料で読めるぞ!!
最後に開放される固有コマンド使ったことあるプレイヤーいるのかな
ベルトーチカ・チルドレン(DLC)
普段ふつうに参戦してる機体を有料にするな
シャアがシャアであることを捨てたがってるのでナイチンゲールは出ない
決して手抜きじゃないぞ!!
ボルテスV(DLC)
ふつうに参戦しててもおかしくない作品を有料にするな
・手抜きポイント集
①
主人公機・ヒュッケバイン30の後継機は、
封印していた機能を開放したヒュッケバイン30th。
バージョンアップしただけなのでグラに大きな違いはなく、
武装も追加された最強武器以外は同じもの、同じ戦闘デモ。
一番見られるであろう主人公機の戦闘デモですらこの有様。
②
前作「T」のガオガイガーに見られた、
「カットインを多用し派手に見えるけどグラを極力動かさないようにしてるだけ」
の戦闘デモが今作では増えている。
③
全クリ後の恒例だった、ロボット大図鑑、キャラクター辞典への
それぞれの顛末についての追記が行われない。
原作未見の人に「Vガンダムはリガ・ミリティアのメンバーは全員生存し
カテジナ&クロノクルとも和解ができたハッピーエンドな作品」
だと思われちゃってもいいんか?
④
今作のオリジナル敵組織・クエスターズの戦力は
頭・胴体・脚で構成された機体をベースに
腕を生やした格闘機、長距離砲を背負った支援機、
前2機の特徴を兼ね備えた万能機、万能機をちょっと豪華にした指揮官機の5種。
ベースが同じなので当然グラを使い回している。
⑤
クエスターズは最終話の1つ前のシナリオで手抜きロボたち保有する戦力の
ほぼ全てをプレイヤー部隊に撃破されるが、最終話では戦力を補うため
スパロボの好きな「死と新生を繰り返す宇宙」設定を持ち出し、
過去の宇宙の強大な機体として、第3次Zから御使いの恐竜とフレイザードを呼ぶ。
これ再登場して嬉しいやつこの世におる?
⑥
クリア後は次元境界線の不安定を理由に新たな敵勢力・エトランゼが登場するが
こちらも第3次Zの御使い・サイデリアルの機体が再登場しただけ。
DLC1の時点で、DLC2の終了後に大幅なシナリオ追加がありそうな雰囲気が漂ってるが
多分こいつらを倒すだけのつまらんやつになる。
→DLCをプレイして、完全新規の敵機の登場が確認されました。
⑦
顔の全面を仮面で隠しているが、最終話で明かされた素顔は
部下であり主人公のライバルポジションのカールレウム・ヴァウルと
全く同じものである(実はお前は私のクローンだったのだ展開)
担当声優が違うという差異はあるが、キャラの顔グラという
文句を言われるか言われないかギリギリのラインで容赦なく手を抜く姿勢はすごい
・やばすぎシナリオ
①御三家親友設定
「T」で好評だったアムロ・甲児・竜馬の昔からの親友という設定、続投
2作連続で似た絡み方されるとさすがに食傷気味になるぞ
特に竜馬は隼人・弁慶よりこの2人との絡みが多く
完全サブパイロット化と合わせて半端じゃない冷遇を感じる
②ガンダム
残党ってもっと寄せ集めの戦力でやりくりするものじゃないんですか?
③オリジナル
クエスターズは、地球人類が存在に値する
生命体であるかどうかを審議するためにプレイヤーの分身たるミツバに
5つの倫理的な質問を投げかけてくる。
プレイヤーの答えによってクエスターズの目的が「地球人矯正」「地球人抹消」
のいずれかに変わるが、ストーリーに大きな違いが生まれるわけではく、
最終的にクエスターが「地球に手を出すのは自分のエゴによるもの」と明かすので
はっきり言えば意味深な雰囲気を出したかっただけ、
恒例となった終盤のルート分岐を作るためだけの無意味な質問である。
④DLC
前述のエトランゼと一緒に登場した完全新規の敵は目的等一切不明のまま撃破され
有料の追加シナリオを配信したいのが見え見え
自部隊メンバーは「まさかクエスターが復活したのか…?」と
プレイヤーから見れば白々しいにも程がある推測で盛り上がっている
総評
よくわからなかった。
けど、このレベルの出来で30周年の感謝を込めてとか言うな
5桁の価格で売るな